(2025年7月21日)
東筑 13 ー 14 八幡
いよいよマスターズ甲子園出場をかけた大一番。相手は「八幡OB」。過去に北九州OB野球大会では何度も優勝しているOB野球の強豪。昨年のマスターズ甲子園予選では決勝戦で九産大九州に敗れており、「今年こそは!」と気合いの入っている相手です。
東筑のこれまでの戦いは若手が稼いだ大量得点をベテラン陣が何とか守り切るという形で勝ち上がってきた。この試合も同じような展開に持っていきたいところだったが、それまで好調だった若手東筑打線が相手投手を前にまさかまさかの沈黙…。
守っても相手打線から単打、長打の猛攻を受け、前半(4回)が終わった時点で0-12で大量リードされるという予想外の展開。チーム全体に敗戦ムードが漂う中、ベテラン陣の試合へ移行。
重苦しい雰囲気の中、35歳以上の選手による後半戦に突入。5回表の東筑の攻撃は松本(103期)のタイムリーヒットなどで3点を返すも、5回ウラに八幡が2点を追加し、3-14となる。しかし、東筑も諦めない。6回表は斉藤(97期)のタイムリー3ベースヒットに相手のエラーなどもあり3点を返し、6-14。投げては4戦連続登板となる木村敏(96期)が初めて失点するも粘りの投球を見せる。バックも硬い守りで投手陣を盛り上げ、徐々に試合の流れは東筑へ。
落雷の影響で30分の中断があったものの、6回ウラの八幡の攻撃をゼロに抑え、6-14でいよいよ最終回の攻撃へ。
なんとここから東筑の怒涛の追い上げが始まる。
先頭打者の豊沢(99期)の内野安打を皮切りに、田村(91期)のタイムリー3ベースヒット、佐藤(96期)のレフトオーバーのタイムリー2ベースヒット、またしても松本(103期)のレフトオーバーのタイムリー2ベースヒット、続く中村(100期)もタイムリーヒットを放つなど、ベテラン東筑打線が止まらない!
1アウト2・3塁のチャンスに続く打者は内田(96期)。前の打席では相手のエラーを誘う(おなじみの)ショートゴロだったが、このチャンスに左中間を破るタイムリー2ベースヒットを放つ。そして、豊沢(99期)の内野ゴロの間に1点を追加し、ついに13-14の1点差に迫る!!
先輩たちの猛追に、若手選手たちも大盛り上がり!身を乗り出し大声で先輩たちを応援!
その後、2アウト2・3塁となったところで八幡はたまらず投手交代。東筑ベンチのボルテージは最高潮に。1打逆転の場面で迎えるバッターは斉藤(97期)。ファールで粘るも最後は空振り三振。ゲームセット。惜しくも逆転ならず!
惜敗!
甲子園まであと一歩!
(激闘後の集合写真)
試合後の懇親会も
遅くまで盛り上がりました!!